塾講師の闇を暴く

今日初めて塾講師のバイトに行った。

 

まず一番不安だった生徒とのコミュニケーションだがこれはおそらく問題なかった。

中学生は無邪気でこちらから話しかけると、徐々に打ち解けてくれ、気がつけば向こうが容赦なく話してくれる。僕らならしょうもなすぎて話もしないような内容を彼ら彼女らは、とても楽しそうに話てくれ、とても楽しかった。懐かしさも感じた。

 

以降はたった1日で感じた某個別指導塾の危険な匂いを紹介して行こうと思う。

塾講師の闇を暴く!

 

◯面接なし

一見、面接なしで採用なんて楽でいいじゃん!って思うだろう。しかし面接がないのには理由がある。それは、面接ができないのだ。面接をせずに採用しないといけないほど人の集まらない、もしくは人がすぐ辞めて人員不足であるということだ。僕が中学高校の時に通っていた塾は、今塾長が元生徒を選んで採用するほどに余裕がある。だから優秀な人が集まる。面接なしは、会社としての仕組みもうまく成り立たず、無秩序になる前兆なのだ。

◯低料金が前面の推し

バイトとして始めた某塾は説明会の時もとにかく低料金を全面に出していた。

はっきりというが世の中はたいてい安かろう悪かろうだ。何かいいカリキュラムがあり、勉強に良い環境があり、その上低料金ならわかる。

ぶっちゃけ低料金のことしか、メリットとして宣伝していなかった。僕は説明会の時からそれで嫌な予感しかしていなかったが、たった1日で的中していた。

◯研修なし

会社のオンラインノートに業務内容が書いてあるから見といてくれ。これだけだ。他のバイトの人が教えてくれるとかは一切ない。そもそも塾に塾長がいない。だから最初の数分だけ受付の人が見てくれ、その後は放置だ。僕は授業の進め方もわからず、生徒に聞いても分からん。としか言わないので勘で授業を進めるしかなかった。

◯バイトしかいない

社員は皆無。大学生バイトだけで塾を回している。そしてその大学生たちは一切手助けしてくれない。多分社員同士でコミュニケーションを取るという文化がないのだろう。自分コマの時間に来て終わったらすぐ帰るのだからある意味、当然かもしれない。僕はもう一つ、大手DVDレンタルショップのバイトもしているが、そちらは店長や他のバイトの大学生たちが、付きっきりで教えてくれ、みんなで教育し合うという文化があったのでそれだけに、ギャップが激しい。

それはそうと大学生のバイトだけというのは塾としてどうなのだろうか。それも教育が一切されていない大学生たちだ。そもそも生徒の質もはっきり言ってかなり低い。時間に来ない子も多いし、来てもスマホを触ってる。こんな塾に金を払ってる親が気の毒だ。

生徒とのコミュニケーションは楽しい。だけど講師同士のコミュニケーションは皆無。

 

とりあえず1ヶ月ぐらい続けてみて闇を暴いていこうと思う。