屈しない

今日、英語の小テストがあった。昨日は勉強しようと思いながら一昨日ハマったゲームをしてしまい15分しか勉強できなかったので今日の朝の電車でもう15分勉強した。(ゲームはかなり後悔したのでそのまま消した)それなりに勉強したのでほんのちょっとは自信があった。

しかし世の中そううまくはいかない。

テストが始まる数十秒前から鼻がなんとなく詰まっていた。しかしそんなにどうってことないだろうと思いティッシュを用意しなかった。これが仇となった。開始1分で鼻水が出てきた。しかしもうティッシュは用意できない。鼻水はどんどん出てくる。幸いなことにマスクをしているため僕がどんな状況になっているか他人にはわからない。もう解き続けるしかなかった。単位のためだ。こんな逆行に屈するわけにはいかない。マスクの中はもう想像に絶えないものであろう。でも今は問題と向き合うしかない!そう考えて必死に戦った。もちろん集中なんてできなかった。今考えると、あまりしたくはないが手を上げてトイレに行けば鼻をかむことなど容易にできた。しかしそんな発想はない。頭の中はプチパニックになっていたのだから。

60分のテストだったが40分以降は終わった人は帰っても良かったので42分ほどで解いて逃げるように教室を後にした。鼻をかむことがこんなに幸せなことはなかった。マスクも予備を12枚持っていたので問題なかった。英語の問題はどうなったかもうわからない。記憶を完璧にするほどの脳のキャパはなかった。まあでも単位が取れるならどうってことない。僕はやけに達成感を得ることができた。ありがとう鼻水。もう2度とこうならないよう次からは必ずティッシュを用意する。最悪だったわ。